防腐処理材製のウッドデッキを補修した時の写真です。製作後約6年で、階段は崩れ、床板も木口が腐り、足が入るほどの穴が所々に出来ていました。腐った部分を切り取り、新しい床板を張りましたが、その時の、外見上はひび割れ以外は何とも無い部分の切り口です。
床板の厚み(4cm)の半分くらいまでひび割れが達し、冬の晴天が続いていたにもかかわらず、ひび割れの底は湿っていて、腐朽が始まっています。
防腐処理材の表層は強い薬剤の効力で腐朽しにくのですが、薬剤の浸透しない中心部は無防備で、木口、ひび割れ部から腐朽し始めます。
デッキワールドで使うウェスタンレッドシダーはひび割れしにくく、また芯まで天然の耐腐朽材です。この写真のような状況にはなりにくい屋外用木材です。